体臭の遺伝について
自分の体臭がきついと感じたことのある人は、子どもをもつことに躊躇するという話を耳にします。その子が自分と同じように、臭いに悩むことになったら可哀想と考え、極端な話になると出産を事前にあきらめるという人たちもいるようです。
体臭は何らかの遺伝子が関係していると考えられている部分がありますので、深刻に悩んでしまう人がいるのも頷けます。それでは本当に体臭とは遺伝子によって受け継がれるものなのでしょうか。

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こういうことは専門の医師でなければわかりませんので、現在の医者の考えを知る必要があります。結論からいえば、遺伝子自体は親から子へ受け継がれていくのですが、一般的な体臭はその限りではないという話です。勘違いされやすいのが、親が味付けの濃い肉類や乳製品を好んで食べている場合、その子どもも同じ食事をすることになります。結果的に、親も子も体臭の強い体質をもってしまうというケースは十分考えられます。衣服のことや入浴などの衛生面においても、被保護者である子どもは否が応でも親の影響を受けざるを得ません。そういう理由で親子の体質が似るというのはごく自然発生的にあり得る話です。

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しかし、ワキガだけは例外であり、遺伝子的要素が強いものと考えられています。ワキガの原因となっている体臭は、アポクリン汗腺が関係しているという話をしました。アポクリン汗腺からの分泌液は、エクリン腺から出る汗とは異なるものです。ワキガも汗をかいた後にひどくなりますが、その臭気は、いわゆる汗臭さとはまったく別の悪臭です。

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残念ながら、ワキガによる体臭は、遺伝する確率が高く、抑制する方法は見つかっていません。しかし、現在は、医療技術の発達により、安全なワキガ手術の方法がたくさんあります。また、軽度のワキガであれば、メスを入れることなく、薬などで抑える方法もありますので、遺伝だから一生治らないとあきらめる前に、専門の医師に相談するべきです。