仕事がなければどうなるか
すこし厳しい職場に行くと、「待ちの姿勢」をとっていると、怒鳴られます。
「シゴトは自分で見つけてこい!」といった具合に。

この言葉「シゴトは自分で見つけてこい!」はカチンときますけど、
年を経てくるに従い、有難味が分かってきますね。

特に今のような100年に1度の大不況というようなときには、
どこかからの仕事を待っていたのではダメなのです。

「仕事がなければ自分でつくる」という気構えが必要かもしれません。

企業に就職を果たし、会社から期待されて出発をしたものの、
自分から積極的に仕事に取り組む人もいれば、
かたや、会社に籍を置いてそこそこのことをやっていれば、
まあ大丈夫・・・(いわゆるブラ下がり社員)、といった姿勢の人もいます。

大きく分けるとこの2つになると思いますが、
ブラ下がり社員の姿勢でいると、今の世の中では危機が訪れます。

余分な社員はリストラリストに乗ってしまうのです。

会社は健全な経営をし利益を上げ、前に進んでいかなければいけません。
景気の良かった時は、多少の余分な人員でも大らかに養っていましたが、
今はそうはいかない時代になっています。

ブラ下がり社員を多数抱えていて、会社が倒れてしまい、
企業生命が断たれる、多くの社員を路頭に迷わす、
という訳にはいかないのです。

ここにリストラされた中年社員がいたとしましょう。
すると、その人はその日から自分自身が企業なのです。
自分で仕事を探して、自分で業績を上げていく必要があります。

その時に「仕事がなければ自分で見つけてくる」という習慣も、
「仕事がなければ自分でつくる」という習慣も、
また思考も無い人は大きな苦労をするでしょう。

よく「昔の人は気骨がある・・・」なんてことを言いますが、
終戦直後の日本で日本を復興させた私たちの先輩たちは、
何もないところから現代のこの繁栄を作り上げたのです。

そしていまの日本は、とりあえずは豊かになりました。

しかし、それに安心し過ぎてしまったのではないかということです。

今、お隣の中国は景気が右肩上がりと言われていますが、
じつは庶民の生活は、日本で思われているほど豊かではないのです。

中国へいくと自分の得意な仕事を書いたボードを首から下げた人が何人もいます(求職ですね)。
また道端で紙や布を敷いて、その上に小物や果物を置いて商売している人もいます。

日本も昔はそうでした。行商人がいたのです。

いま100年に一度の不景気といって、
道端で布を拡げてモノ売りが出来る日本人はいないでしょう。

仕事がなければ、仕事を作らなければならないのに。